去年の2024年ごろに、SakanaAIから学習するUkiyoeシリーズの画像生成サイトが
OPENしました。商用利用するとかではなく、本当に学習用って感じの物。
丁度この頃、浮世絵っぽい画像生成を作っていたのもあって面白なあとなりブログに書いてみる事に。
ただ今回は、ブログを書ききるまでに10ヵ月経っていてまさかの出来ない事もあり
小話程度のブログと留めておいて欲しい。
Sakana AIとは?
SakanaAIについてご説明します♪
Sakana AIの概要
Sakana AIは、最前線で活躍する人工知能技術研究者が日本の東京を拠点とするAIスタートアップであり、
進化的アルゴリズムを用いたAIモデルの自動生成に特化しています。
この技術により、日本語の処理や数学的な推論、画像生成など、日本国内でのニーズに特化した基盤モデル
(LLM:大規模言語モデル)の開発を推進しています。
サカナAIが注目される理由
特徴的な点は、複数の異なる複雑なAIモデルを自動的に合成する進化的手法を用いることで、
従来の手作業によるモデル構築よりも効率的に精度の高いモデルを生成する技術です。
この手法により、日本語に強い言語モデルと数学的な推論モデルなどを組み合わせた
新しいモデル(例えば、EvoLLM-JP)を開発することが可能です。
サカナAIの技術的背景
また、Sakana AIはNVIDIAと提携しており、日本国内でのデータセンターを活用した実験や、
地域のAIコミュニティの発展に貢献しています。
さらに、シリーズAの資金調達で日本の大手企業から合計で300億を完了した。
日本におけるAI人材の育成と、社会課題に対応する技術の開発を日本に根付いてグローバル展開をしていくそうです。
日本の文化や、慣習を重要視しているのもSakana AIの珍しい部分である。
X(エックス)で論文を紹介
新たなAIモデルEvo-Ukiyoe、Evo-Nishikie
日本の文化を重んじているSakanaAIから、日本の文化でもある「浮世絵」と「錦絵」のAIモデルが
2024年7月21日に発表されました。
浮世絵などのモデルやスタイルは海外からも、絶賛される事も多く日本の良い文化となっています。
それが現代のAI技術で再解釈した物となり、画期的な試みに聞いた時心が躍りました。
それぞれのモデル解説と学習内容
Evo-Ukiyoeとは?
日本語のプロンプトを入力し浮世絵風の画像を生成出来ます。風景や着物姿の人々など、実物の浮世絵に近い品質で生成が可能に。
Evo-Nishikieとは?
単色摺の浮世絵(墨摺絵等)を入力すると、多色摺の浮世絵(錦絵)風の画像を生成出来ます。昔ながらの、墨一色で印刷された江戸時代の本の挿絵をカラー化出来、また多色摺の錦絵を別の色に変換して出力したりする目的にも利用可能です。
Evo-UkiyoeとEvo-Nishikieの学習データセットは?
立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)所蔵浮世絵作品のデジタル画像24,038枚を利用したそうです。
Evo-UkiyoeとEvo-Nishikieが、日本の伝統文化の魅力を世界に広めるとともに、
教育などへの活用や古典籍の新しい楽しみ方など、多くの人々に活用されることを期待しています。
出典:SakanaAIブログ「日本の美を学んだAI:浮世絵風画像生成モデルEvo-Ukiyoeと浮世絵カラー化モデルEvo-Nishikieを公開」より
Evo-Ukiyoeを使ってみた
それでは、Evo-Ukiyoeを使ってみたいと思います。今回も画像を使って解説していきます。
まずはサイトを開く

とてもシンプルです。特にログインや登録などをする必要性もありませんでした。
下記より、サイトを開くことが出来ます。
プロンプトを入力
Ukiyoeは、日本語でプロンプトを入力できるので直感的に画像生成が出来ます。
プロンプトは、「着物を着ている猫が雪の降る庭先にいます。」にしました。

目が片方描かれてないまま生成されましたが、あまり気にならないのは
昔の絵だからでしょうかね?文字などは、浮世絵にはつきものなので何書いてるか分からなくても
雰囲気を味わえばよいかな程度です。
まとめ
今回はサラッと読める程度の小話ブログでした!
実は、いつからかNishikiが使えなくなっておりエラーが出て全く使えないんですよね
特にどこかに記載もされてなくて分からなく放置してましたが、5分で読めるのもたまには良いかと
みじかーいブログというか呟きでした。
もっと進化すると日本の良き絵画を自分が作れる可能性もありますね。